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2009/06/24 一覧に戻る
楽しくわかりやすい環境学習「ふるさとの宝をさがそう!博士大集合」(綾西小3年)
場  所:綾西小学校
実施日: 2009年6月24日 9:30〜11:30
タイトル:楽しくわかりやすい環境学習「ふるさとの宝をさがそう!博士大集合」
対象:3年生 137名
協力団体:青山学院ローターアクトクラブ 8名 市民スクール 3名 綾瀬城山ホタル保存会 1名

6月24日綾瀬市立綾西小学校3年生137名に出前授業を行いました。
今回は、青山学院大学の学生さんも参加して下さって「給食博士」を担当して頂きました。
ホタル、歴史、地球、食べ物、鳥の各博士を子供達が、少人数の班に分かれて訪問し、楽しく環境学習をしました。
3年生の皆さんは元気一杯!知識欲も旺盛!博士もビックリする様な難しい質問もありました。生き生きと輝いた子供達の目、目、目・・。
ホタルの生態、綾瀬の歴史、地球環境、鳥の親の愛情、食べ物の大切さ・・・。
普段の授業とは違った「環境」の勉強が出来た事でしょう。
今日の授業をスタートに「環境」の大切さを勉強して下さい。
           (文:鳥博士 滝川さん)
「また、会おうね!の声に包まれました(^o^)」
綾西小学校 3年生 123名と楽しくわかりやすい環境学習の風景です。
「ふるさとの宝をさがそう!博士大集合」と名づけて、こどもたちが班別に博士を訪問しました。
「ホタル、歴史、地球、たべもの、給食」 それぞれの博士が映像や絵を使用し、こどもたちとやりとりをしながら20分程度の説明をしました。
★ホタル博士・・ホタルの一生や特性、生息地の様子をパワーポイントで説明、ホタルを実際に捕まえてきてみてもらいました。もちろんそのあと生息地にそっと返しますよ。
★歴史博士・・「綾瀬」という名前の由来と城山公園付近を拠点とした戦国武将の渋谷氏について、また、目久尻川のなりたちや昔の川について話しました。さらに、「もじり」という竹で作った道具でウナギを取った実物もみました。
★地球博士・・地球温暖化の原因やその影響を写真や絵で見ました。また、地球上の水について、その大切さを実感する実演もしました。
★たべもの博士・・「てんぷらそばはどこから来るのかな?」の絵をみながら海老や麺を解体していきます。食料自給率やフードマイレージを考え「地産地消」ということばもおぼえました。「あやっこりー」のお面を見ながら綾瀬のブロッコリーのよさを実感しました。
★給食博士・・青山学院大学ローターアクトクラブの8人の学生が参加してくれました。給食のテーマでごみを出さないようにしようから、地球温暖化の問題まで考えてこどもたちに3択で自分の思うところに並んでもらうなどいろいろと工夫がありました。
★ とり博士・・おなじみベテランの滝川博士、地域に住むたくさんの鳥を紹介。またいろいろな鳥の生態やおもしろい話など豊富な知識と楽しい語り口で子供たちは大喜びでした。

2時間半のプログラムのあと、こどもたちもわたしたちも「楽しかった!」という感想に包まれて終了しました。 今回は、市民スクールの3名の受講生の方もご一緒して頂き、おおきなひろがりと出会いがありとても充実した出前講座となりました。 (文:たべもの博士 安藤さん)

「目久尻川の歴史の話をしたよ!」
最初に聞きました。「目久尻川を知っている人は?」みんないっせいに手を上げてくれました。次に「サイクリングロードを自転車か歩いたことがある人は?」ほとんどが手をあげてくれました。
「なぜ目久尻川という名前がついたのでしょう?」知っている子が何人もいて「悪さをする河童をとらえその目をくじり取ったから」と説明してくれました。「そうだよ。でももう一つ違う話もあって、目久尻川は、曲がりくねっていて、梅雨や台風のときたくさんの雨が降ると、川岸のかどの目をくじりとったので目久尻川と名前がついたというお話もあります。この話もおぼえておいてね。」小園橋に河童の像があることを説明しました。
そのあと、むかしはおみこしが川を渡っていたことを写真で説明しました。みんな興味深く見てくれました。
漁具の実物「もじり」を見せて以前はこれで「うなぎ」をとったことをはなし「入り口が開いているのにどうしてうなぎは捕まるのでしょう?」答えができた子もいました。「ではどうして小さな魚は捕まらないのでしょう?」このホームページを見た人も自分で考えてください。(もじりの写真を載せてください)
最後に、5月と10月に目久尻川の清掃をしている写真を見せて、たくさんのゴミがあることを話し「みんなも目久尻川のサイクリングロードから物を投げ捨てないようにしようね。」で終わりました。
みんな興味深くきいてくれました。(文:歴史博士 椿原さん)

「ホタルの天敵にはどんなのがいるの?」 
そんな質問がホタルの話が終わった後、生徒からありました。私は、この日のために前日、清水川までホタルの捕獲に行きました。そこでふわりふわりと飛んでいたゲンジボタルを捕まえて、約10cmの球形ガラスに入れました。もう一つの飼育箱にはホタルの住んでいる小宇宙を連想して、生息地の幼虫の住んでいる世界を再現しようと思い、産卵用のコケのついた小石・沢ガニ・カワニナを入れた後、オスとメスのゲンジボタルをそれぞれ入れ、私の家の玄関で一夜を過ごしました。当日、授業のためにこれらを視聴覚室に持ち込みました。陳列のため、机の上にガラス玉と飼育箱を列べた後、飼育箱をよく見るとホタルが見つからず、よく探すと水中に半分に食いちぎられたメスのホタルが下半分だけを残っていました。オスの方は陰も形も有りませんでした。沢ガニがホタルを食べるなんて今まで一度も経験しなかった出来事でした。可哀想なことをしたな・・と思いながら水中から取り出しルーペで見ることが出来るようにしました。そのとき、死んだホタルから強烈なにおいが漂いました。
そして、最初の質問に戻ります。答え方に四つの答えを用意しながら・・。
水中にいるときの幼虫の天敵はザザムシと沢ガニ。
成虫になったらクモと沢ガニと人間。
「鳥はホタルを食べるんですか?」の問いに・・答え「食べません」
「どうしてたべないのですか?」に・・答え「あの臭いをかいだら食べないでしょう」と。
この日は少なくとも目で見たホタルと触ったホタルと強烈な悪臭いをかいだホタルを実感できたのではないでしょうか。なお、綾瀬城山ホタル保存会から会員の方が見えて、綾瀬のホタルの現状をつぶさに披露してくれました。(文:ホタル博士 今村)



       
       
     
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